プラチナ価格(白金)は今後どうなるか?予想と近況を解説

コロナショック後にまず金が、次に銀が、遅れてパラジウムの価格高騰しました

これらの3金属にこれからの投資するには出遅れ感があり、いずれも既に高値に入っています

そんな中まだの値上がりしていないのがプラチナ(白金)です。

プラチナはこれから投資すべきなのか紹介いたします。

目次

プラチナ価格は下落トレンド

上記図の通りプラチナ価格は下がり続けています。長期でホールドされるのではあれば

今すぐ購入するのは得策ではない。落ちるナイフはつかまないためにもトレンドが変動するまで待っても良いと思います。

ただしすでに十分割安感はあるためニーズにつながる単語(例:水素社会等)が囁かれれば短期的に跳ねる可能性はあります

*プラチナ価格はリーマン・ショック直後(2009年頃)の安値を目安に一応底堅いとされます。逆にこの価格を抜けて事態に陥るとどこまで下がるか不明です・・・

下記にてプラチナ価格変動の要因を説明いたします。

プラチナ価格が上がる要因

  1. 水素燃料電池の触媒としてのニーズ。2050年を目途に水素社会の可能性あり(ただし炭素触媒などの代替化合物あり)
  2. 引き続きディーゼル車の排気ガス浄化の触媒としてのニーズ
  3. インフレ対策として相対価値値上がり(金の年間20分の1程度程度のため希少価値はプラチナのほうが高い)
  4. 中国・インドの宝飾品としてのニーズ

プラチナ価格が下がる要因

  1. ディーゼル燃料車の廃れ。EV、電気自動車の生産シェア拡大中(すでにEUでは数年前50%あったシェアが30%に)
  2. 水素燃料電池のプラチナ触媒の代替品の台頭(プラチナ触媒は非常に高価。すべてのプラチナ総動員しても水素社会の実現に需要が足りない。そのため代替触媒として炭素触媒が開発中。2030年を目途に実現の可能性)

まとめ

今後のプラチナ価格の影響として下記事項の動向が重要になると思われます

①大統領選(バイデンは水素社会推し)

②自動車の販売台数(ディーゼル車)

③水素社会実現のための動向

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