はじめに
このブログでは急にゴキブリが出た場合の退治のやり方をご紹介いたします。大学時代、下宿先がとんでもない環境だったため100匹以上退治した私が、苦手な人向けに紹介いたします。
部屋に駆除スプレーやバルサンがあればまだマシいいですが、一人暮らしや、普段ゴキブリの出ない家庭では無いことが多いでしょう。ゴキブリが苦手では無い人なら靴や新聞紙で叩いて終了ですが、苦手な人はそもそも近づくことができないと思います。もし頑張って叩こうとしても、本質的に逃げることが上手く、普段猫や鳥など野生動物と戦っているゴキブリに対し、慣れないことをする人間では分が悪く、多くの場合一撃で仕留められません。初撃をかわしたゴキブリはなぜかこちらに飛んで向かってくることが多く、トラウマを植え付けられた人も沢山います。ゴキブリ自体に毒や針は無いため即効性のある害は有りませんが、基本的に不潔であるため、大腸菌、サルモネラ菌などの病原菌を持っている可能性はあります。
なぜゴキブリは急にでるのか?
ゴキブリは前触れなく、急に姿をあらわすものです。不潔でゴキブリが好きそうな食物の匂いをさせている家庭であればもちろん高確率でゴキブリは寄ってきます。清潔でゴキブリ対策をしっかり行っている家庭でも100%侵入を防ぐことはできません。どんなに侵入防止対策をしていても確率論的に部屋に入る時は入ります。特にゴキブリの活動的なる季節は夏のため、今後遭遇する確率が増えてきます。ゴキブリの侵入経路は排水溝、窓、壁の間、玄関(郵便受け)、換気扇などどうしても外空間と繋がっていることが避けられない場所です。特に小さいゴキブリの場合1−2mmですのでほとんどの経路から自宅に侵入可能です。
退治法1:傘をつかった捕獲方法
上記図の通り、①傘を廊下に設置しゴキブリを追いたて、傘の中に。追い立てる棒はなんでも良いですがあんまり短いとゴキブリとの距離が近いため同じく傘程度の長さがあればいいと思います。
②中に入ったら傘の上部を手で閉じゴキブリが外に出れないようにする。緩めない③傘ごと部屋をでて開放(苦手なひとは傘ごと置いてきてしばらくしてから回収)
出現場所が玄関や窓の近くの場合出入り口を開けて逃してももいいのですが、経験上なぜかうまく出ていかないケースが多いです。傘の場合だと多くの場合入ってくれます。透明な傘のほうが入りやすく、どこにいるのか確認できるのでおすすめです
デメリット:人によってはゴキブリのついた傘が使えなくなる。上部を閉じる・開放するのが怖い。ゴキブリを誘導するのが怖い。
またガムテープなどの粘着性のテープがあれば設置して、そこに追い込むと捕獲できるケースもあります
退治法2:液体洗剤かお湯を使う
液体洗剤の場合:ゴキブリの呼吸器は口でなく、腹の周りに複数あります。液体洗剤をかけると呼吸器が塞がれ窒息・死滅します。液体洗剤でなくてもシャンプーなどでも問題ありません。即効性はありませんが確実に弱り、洗剤の粘性で動きも制限されるため特に近づきたく無い人におすすめです。また直接かける自信がない人は、液体洗剤をあらかじめ床に撒いておき(ラップなどを敷いて)そこに追い込むのもありです。
お湯の場合:ゴキブリのタンパク質が変質させて退治できます。お湯を沸かす時間がなければ給水機やシャワーのマックス温度でもある程度効きます。お湯の温度が60℃以上あれば即効性がありますが、40℃以上でも弱らせることができます。お湯の場合、お風呂場やキッチンに追い込むことができれば準備や処理が楽ですが、部屋の中心だと水浸しになるため難しいです。
デメリット:後片付けが大変。即効性がない。
退治法3:掃除機で吸う
後片付けの難易度が高いのであまりお勧めしませんが、処理という面では一番簡単です。
サイクロン式の掃除機であればゴミと一緒にゴキブリが回るため、しばらく回しておくと弱るのでゴミと一緒にどこかへ捨てるのが理想です。
デメリット:後片付けが大変
退治法4:なにかしろのスプレーをかける(殺虫スプレー以外でも)
殺虫スプレーがない家庭でも、なにかしろスプレーはあると思います。液体洗剤と同じく成分によってはゴキブリの呼吸器に効くため、他の対策ができない場合やってみる価値はあります。ただノーダメージの場合もあり、ただただゴキブリが暴れさせる原因にもなるため注意が必要です。どこかに逃げ込んで反撃がない場合にやる価値があります。
デメリット:効くかは不明。
最後に
家庭であるもので退治する方法をまとめましたが、他にも醤油などの調味料が効いたやクーラーで温度を下げて動きを弱らせたなど、独自のやり方もあるようです
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