材質別:倉庫・物置で使用する棚の選び方

倉庫や物置、押し入れやウォークインクローゼットなど、普段見えないところでで使用する棚の選び方に関して解説いたします。普通の部屋に棚を置く場合と何が違うのか知っていただければ幸いです

下記の3つに関して情報が必要な方には役立つ内容となっております

  1. 棚の材質ごとの特徴が知りたい
  2. 倉庫・押し入れの収納の注意点が知りたい
  3. これから倉庫にいれる棚を検討したい
目次

倉庫・物置の棚の選び方の注意点

倉庫・物置で使用する棚は部屋で使用する場合とは異なり、魅せ方を気にする必要がなく機能面を重視できます。

ただし収納するとなかなかレイアウトを変更するのも難しいため、耐久性を気にする必要があります。

また部屋の棚とは異なり、保管しておく期間がものによって違います。
取り出す頻度が高いものから収納する順番を考えると後々困ることがありません

下記のように収納するもの取り出し頻度を分類しておくと収納する場所が決まってきます

  • 一度棚に収納してしまうと長期間そのままのもの 例:制服や電化製品の箱など
  • 一年に何回かは取り出すもの 例:タイヤ、季節ものの服・布団、ハロウィンやクリスマスなどのイベント系のもの
  • 頻繫に取り出すが部屋には置けないもの 例:ゴルフバッグなどの趣味全般のもの、

棚を選ぶにあたり、初めに確認・設定しておくこと

①何を ②どれくらい ③どのくらいの期間
保管するのか確認・設定しておく必要があります。ものをおく場所と必要な収納量(棚の大きさ・棚板の数)を考えておきましょう

上記①②③が決まれば必要な棚の大きさ、収納量(棚の間隔と段数。出し入れするため手が入るよう数センチは余裕をもって設定する)、数、配置が決まります。

可能であれば将来分として棚板や面積に余裕をもたせた棚の方が良いです

棚を設置する位置の目安と中身の例

配置は

①壁沿いか②部屋の中心③両方でおく(①+②)パターンがあります。

下記のパターンは壁沿いのパターンです

https://at-steel.jp/case_example/20191127567/

下記のパターンは部屋の中心です

https://mikuni-ya.com/column/20720/

間隔の長さは600mmは開けるようにしないと人が通りずらいです

他にも
タイヤなどの必ず一度は取り出すものは前の方にした方がいい
取り出す予定はないが捨てられないものは奥の方におく
重い物を下の段におく
紙類は換気のいいところにおく
上記の要因を考慮して収納する順番を決めていきましょう

棚を購入する前に組み立て内容・説明書を確認する

棚を購入してから組み立てられずトラブルとなるケースが多いです

棚は基本的には具材が送られてきて説明書をみて自分で組み立てる必要があります。(小さいものであれば成形品が送られてくる場合もあります)

お店で買う場合は店員さんに、ネットで買う場合は事前に内容・仕様・組立説明書確認をしましょう。

よくあるトラブルとして
  • 棚が決まって購入したはいいが、意外と組み立てに時間がかかった
  • 二人以上で組み立てることが想定されていた。
  • 組み立てるのに必要な道具(ドライバー、六角レンチ、ハンマー、レンチ)が実は必要だった。
  • 組み立てるのに広い場所が必要だった

材質別の棚の特徴

スチール製

最も一般的です。頑丈で安価です

ただし重量があるため移動が難しいです。また湿気で錆びる可能性があります

価格 〇

重量 ×

耐久性 △

ラインナップ 〇

木製

軽いが脆いです。特に虫や湿気による劣化を心配する必要があります

棚自体の具材体積が多いため他材質と比べて積載量が少ないです。ただしDIYで加工ができるため慣れている人ならば自由度は高いといえます。

部屋が木製なら統一感をだせます

ただし掃除しずらいです

捨てる時に分解して解体してしまえば可燃ごみでだせます(地域による)

価格 〇

重量 ×

耐久性 ×

ラインナップ ×

ステンレス製

スチール製よりも少し脆いが、軽いです。

光沢があるためデザイン性もあります

ただし長年使用すると錆びる可能性もあります。よくみるメッシュラックもステンレス製です。

キャスターが付いているものもあります

価格 〇

重量 ×

耐久性 〇

ラインナップ 〇

樹脂・プラスチック製

スチール製よりも脆いが、軽いです。棚板1枚当たりの耐荷重が木やスチールと比べると低いので、置くものの重さには注意が必要です。

キャスターが付いているものもあります

価格 ×

重量 〇

耐久性 〇

ラインナップ ×

地震対策

必ず地震対策をするようオススメいたします。

いまでは100均でも販売されているので、安いものでもあれば効果を発揮します。

例:突っ張り棒・伸縮棒・耐震ジェル・踏ん張り君・家具転倒防止金具など

ただ地震対策の器具は外観を損ねる傾向にあるため、見えずらい地震対策グッズをご検討することをオススメいたします。

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