お世話になっている工場の設備課と購買部様から長年使っていたカラーコーン(三角コーン)の一括更新の相談がありました。
普段あまり三角コーンを取り扱わないですがですが改めて調べてみると奥が深く面白かったので、工場の購買部様・設備様向けのおススメの三角コーンのご紹介と選び方をこの記事にて紹介させて頂きます
・専門商社勤務10年以上。主な顧客様はさまざまな工場様
・工場の設備や製造装置を中心に幅広い製品を工場様へ販売
カラーコーン(三角コーン)といえば下記画像の商品が一般的ですか、今は多種多様な三角コーンがあります。
用途によって使い分けることで、コストや労力が抑えられたり、思いもよらない効果が発揮されたりします
モノタロウやトラスコで一般的な商品を購入しがちですが、後々調べるともっと自分の用途にあった三角コーンがあった・・という事がよくあります。
最近の三角コーンにはあまり知られて機能や形状、素材があったのでこれから三角コーンを検討される方には特に役立つ内容です
今回の記事は工場様向けの三角コーンの拡販にご協力いただいた三角コーンのメーカーご担当者様に聞きいて作成しました
特徴的な三角コーンのご紹介:折りたたみ可能・穴あきコーン(カーボーイ)
・折りたたみ可能で持ち運ぶやすい三角コーン(カラーコーン)
メリットとして折りたたみ可能で使用しないときに畳んでおくことが出来ます。また持ち運びもしやすいです。
デメリットとして小さいため、目立たないです。
・穴あきコーン(カーボーイ)穴が空いているため、軽量で風に強い穴あきの三角コーン(カラーコーン)
特長として圧倒的に風に強いです!。番組でも紹介がありましたが、風速20mでも耐えることが可能です。普通の三角コーンならすぐに飛ばされてします風速でも使用が可能です。
また穴が空いているため、不審物などが隠されていなかチェックすることが容易です。警護や人が集まる場所でも使用しやすいです。
そして穴が開いているため水にも強く流されにくいです。
デメリットとして、普通の三角コーンよりも割高です。
カラーコーン(三角コーン)の寿命と捨て方
三角の寿命と捨て方に関してご紹介します。三角コーンは1本だけ捨てる場合とまとめて大量に捨てる場合で方法が異なりますので下記の内容を参考にしてください。
また捨てるタイミングや寿命に関しても紹介します。
カラーコーン(三角コーン)の寿命
三角コーンの寿命の寿命は使用している環境と三角コーンの材質によって異なります。一般的なポリ塩化ビニル(PVC)、高い耐久性を誇るポリエチレン、軽いEVAなど材質特性による特徴があります
室内で使用している三角コーンであれば10年以上使用できるケースもありますが、室外の厳しい環境(直射日光、激しい温度変化、水や泥による劣化)の場合は5-10年で更新されているところが多いです。
車で轢いてしまうと、通常であれば元の形状に戻ることも可能性が、古くなった三角コーンは戻らず、潰れた形になり三角コーンとしての役割を全うできないことがあります。
三角コーン先端が購入時より固くなったり、極端に柔らかくなったりしたら交換時期です。弱い箇所から破れてきます
カラーコーン(三角コーン)の捨て方
三角コーンの捨て方は、各地区や行政のごみの出し方によって様々です。またプラスチック製かゴム製かによって変わる場合もあります。三角コーンとコーンベット(重石)でも捨て方が変わることがあります
一般的にはそのまま出す場合は粗大ごみです。切り裂んで出す場合は可燃ごみか、不燃ごみか、資源ごみ(プラスチック)です。地区と三角コーンの材質によって異なります
また三角コーンと重石である、コーンベット(下記画像参照)も廃棄方法が異なる可能性があります。
コーンベットはゴム製が多いため、三角コーンで用いられるプラスチック素材とは材質が異なります。
注意!:工場で三角コーンを廃棄する方法は家庭とは違う。買取もしてくれる?結論=結構難しい
工場の場合、大量に三角コーンを廃棄する可能性があります。その場合はまずは産業廃棄物の出入り業者に相談してください。三角コーンの処理方法は焼却が多いので、焼却炉を持っている業者が安いです。
大量に三角コーンを廃棄する場合、金属などと同様に買取してくれる業者もあります。廃プラスチック類の買取です。
産業廃棄物として廃棄する場合お金がかかりますが、逆に有価物として、売れれば、物も無くなり、お金ももらえて一石二鳥です。また買取された三角コーンはリサイクル原料として利用されます
買取してもらうにあたり下記注意点があるのでご確認ください。
買取業者に相談は無料なので、まずは近場の業者に相談することことから始めてください。
・鉄やアルミなどの金属買取と比較して単価は安い(kg当たり数円程度)。下記三角コーンがポリエチレンだった場合の回答価格
・単価が高くないためが出張費などが発生して逆に費用が発生する可能性がある。出張費をうかす場合、自社で業者の廃棄・保管場所まで持ち込みなどする必要がある
・素材別に分ける必要がある。三角コーンの素材を確認して、業者に相談する。素材によっては買取不可。また三角コーンの重石は買取できない可能性あり
・業者の廃棄場所の混み具合によっては回収できない時期がある
・汚れや破損がひどいと引き取りできない場合がある。特に壊れてボロボロになり、扱いにくい等
・怪しくない業者か確認が必要。最近はほとんどありませんが、不当に産廃処理している業者が過去にはありました。
・遠方の業者だと回収コストが高くなるため、基本的には受けてくれない。同じ県内か、もしくは10-20㎞以内で探すと業者も受けやすいです。
・回答の為、産業廃棄物の際のマニュフェストは必要ありませんが、会社によっては引き取り証明書などが必要になる。自社の総務部や経験のある部署へ確認が必要。ただし希望の書式の証明書を廃棄業者が発行できないケースもある
三角コーン(カラーコーン)選び方:用途・特徴別にご紹介
三角コーン(カラーコーン)選び方・特徴別
三角コーンの選び方として下記点に注意して選んでください
①使用場所(持ち運びするか、置いたら動かないか等)
②機能(反射板、文字の有無、連結棒や重石などのオプションが必要かなど)
③大きさ(見やすい大きさは、小さいと問題になるか、特大が良いか)
下記にてそれぞれの機能性が高い三角コーンをご紹介します
・折りたたみ可能な三角コーン
持ち運び可能なカバン付き。反射板で見やすい4個セット
・文字付三角コーン
三角コーンが置いてあるだけだと、意味が伝わらない場合があるため、文字が入っていると意図が伝わりやすいです。
・三角コーンのバー(連結棒)や重石
必要に応じてバーや重石も検討ください。全ての三角コーンに使用できるわけではないのでサイズを確認してください。セットになった商品が間違いは無いです
・巨大三角コーンとミニコーン
大きい三角コーンはトラックなどに対してアピール力があります。
ミニ三角コーンは持ち運ぶしやすい、扱いやすいです
最後に
三角コーンは意外と様々な種類があり、用途にあわせて選ぶことができます。
実際に使用される方と相談して、用途をあきらかにした上で決めることが重要です
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